「大人の見識」読了

大人の見識 (新潮新書)

大人の見識 (新潮新書)

最近よく行く書店で目にとまり読んでみました。「古きよき〜」というつもりはありませんが、以前の日本にはあった"何か"を懐かしみ、またそういうのが大事だったよね、といった内容でしょうか。歴史物を読んでも明治・昭和初期の本を読んでも思うことですが、同じ年代なら昔の人の方が"大人"だったとつくづく思います。それが良いかどうかは別ですが、思慮深かったりいろいろ弁えていたり。人類はネオテニーであり、どんどん幼体化(?)していくものなのかも、と考えることもしばしば。それは日本だけなのでしょうか。世界的に幼くなっていくのでしょうか。長寿化と幼体化、相反することが同時に進行しているような気がします。

全く私見ですが、日本海軍(初期)の精神に憧れます。(この本にもたびたび出てきます。)