Xperia PLAYはPSPの夢をみるか
【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】Xperia PLAYはPlayStation携帯か、ゲームが得意なAndroid携帯か - PC Watch
ソニー・エリクソンのゲーム向けスマートフォン「Xperia PLAY」がいよいよ米国で登場する。しかし、ソニー・エリクソンがXperia PLAYを、どういった位置づけにするのか、今ひとつ判然としない。Xperia PLAYには、「ゲームに最適化したAndroid端末」という顔と、「PlayStation Suite(PSS)のプラットフォーム」の2つの顔があるからだ。
〜後略〜
正直、PlayStation Suiteには期待してないのです。ハード的に面白いかなぁ、って思ってます。が、
ゲームプレイに適していると言っても、Xperia PLAYはそれほどリッチなマシンではない。中身は、ある意味、普通のスマートフォンだ。
コアチップはQualcommのSnapdragonで、動作周波数は1GHz。現行世代のSnapdragonのCPUコアは「Scorpion」で、Xperia PLAYのGPUコアは「Adreno 205」。Scorpionは、ARMv7命令セットアーキテクチャで、Qualcommの独自設計で2-wayスーパースカラ構成となっている。パイプラインは整数で10〜12。アーキテクチャ世代と実装的には、ARM Cortex-A8やCortex-A9あたりと並ぶ。GPUコアはAMDから買収した、旧ATI Technologiesの携帯向けGPUコアの資産を発展させたもの。
デュアルCPUコア+デュアルGPUコアのiPad 2のApple A5と較べると、Xperia PLAYのSnapdragonは従来の水準のハードウェアで、驚くようなスペックではない。Qualcommは次世代のデュアルコア版Snapdragonをすでに発表しているが、Xperia PLAYは採用していない。Xperia PLAYのチップ選択の背景には、他のXperiaファミリとの共通性によって開発のコストとリスクを下げる目的もあったと推測される。
こうした、無理をしないハードウェアスペックにもXperia PLAYの方向性は明瞭に示されている。Xperia PLAYはゲームにゴリゴリに最適化したデバイスではなく、半導体チップレベルでは、あくまでも標準的なスマートフォンで、それにゲームコントローラをプラスしたデバイスだ。このように、半導体チップレベルで見ると、Xperia PLAYを、ゲームが得意なAndroidスマートフォンと位置づけるのはごく自然かも知れない。
orzそ、そうなのか?デュアルコア版Snapdragonを搭載した端末さがそうかな。