気になるんだけど、半分も理解できない

【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】整数パフォーマンスを犠牲にする? AMDの「Bulldozer」 - PC Watch
さて、なにやらAMDが面白そうなことするらしいです。気になるのはこの記述。

 「ILP(Instruction-Level Parallelism)」よりも、「スレッドレベルの並列性(TLP:Thread-Level Parallelism)」と「データレベルの並列性(DLP:Data-Level Parallelism)」へと向かう転換だと言い換えてもいい。ここ数年、AMDは、CPUアーキテクチャの時代区分の移行を唱えて来た。その中で、シングルコア時代からマルチコア時代を経て、Bulldozerの前後からは「ヘテロジニアスシステム時代(Heterogeneous Systems Era)」に入ると説明している。AMDは明確な意図を持って、この転換を行なおうとしている。

 この戦略が裏目に出るか、それとも大当たりになるか。行方はまだ一切見えない。しかし、その是非は、AMDだけでなく、パーソナルコンピューティングというもの自体の方向性を左右する大きな試金石になるかもしれない。

 x86以外のCPU業界全体を見渡しても、このポイントは論議を呼んでいる。Sun Microsystemsのようにシングルスレッドの整数演算パフォーマンスを切り詰めてでも効率を追求するメーカーもある一方で、シングルスレッドの整数演算パフォーマンスは維持しようとし続けるアーキテクチャも多い。アーキテクト達も、ここで踏み切るかどうか、見解が分かれているように見える。

文章のつながりもあるので前後を含めて引用しました。もしかしたらすっごい未来(?)がやってくるかも。あるいはとってもニッチな市場に落ちていくAMDとなるか。今後の動向を見守りたいです。